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2008-12-25(Thu)

水俣病

有機水銀(メチル水銀)を原因とする公害病の代表例である。チッソ水俣工場は1932年からアセトアルデヒドの生産を開始し、41年まで無処理のメチル水銀を水俣湾に排出した。このメチル水銀が水俣湾内で生物濃縮され、魚介類に蓄積されたメチル水銀によって、中毒状態になったものである。
1997年までに医学的に水俣病と認定された患者は2262人である。そのうち1246人はすでに死亡していた。認定患者に加え、非認定患者1万353人の合計1万2615人が、公式に認められた水俣病患者数である。原因がメチル水銀であると特定されるまでには、かなりの紆余曲折があった。1956年に熊本大学の研究グループが、水俣病を新日本窒素水俣工場の排水が原因と発表した。しかし、水俣病の原因物質を有機水銀と特定するのは困難であった。マンガン、タリウム、セレンなどが疑われたが、これらの毒性と水俣病の症状とが完全には合致しなかった。
水俣病はイギリスの有機水銀中毒例によく似ていると指摘され、これから水俣病の原因物質として水銀が疑われ、水俣病が有機水銀中毒と判明するきっかけになった。水俣病の最初の発症から、1968年に原因が政府によって認定されるまでに、25年近い年月が経過していた。もしも、原因の特定以前に、可能性のある対策がとられていれば、被害者の発生が防止できたものと考えられる。
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